山行場所:北泉が岳、泉が岳
山行日:2018年5月19日(土)
参加メンバー:hg,tkd,izm,tkh,abe(5名)
前日まで雷と強い雨で山行が中止かと思われたが19日は晴れという天気予報なので事務局が実施の決定を下した。当初、7名の参加であったが、ns,oskの2名が用事と体調不良で急遽欠席となり5名の山行となった。19日も早朝まで雨が降り続き、現地集合で決めましょうという判断となり、南支部のhgの車に4名が同乗し、泉が岳駐車場に向かった。
すでに,izm氏は単独で現地に到着しており、4名同乗の車は20分遅れて到着した。駐車場付近は雨も上がり、曇っていたものの登れるという事務局の判断で登山開始となった。水神まで緩やかな登りで、おニューの高価な装備をまとった新人のabeさんはハイピッチで歩き始めた。水神も予想外に水かさが無く、北泉に登れると判断して川を渡り上り始めた。二輪草が満開で多くの登山者が集まっており、急な登りも快適に歩き続けた。
泉が岳登山は「ブユ」の襲来でいつも悩まされるが、今年も大量のブユがおり、メンバーの周りを飛び交っていた。ブユは皮膚にかみつきアレルギーを起こさせるやっかいな昆虫である。他の登山者は蚊取り線香等の虫除けの装備をしてきたが、MLCのメンバーは全員そのような装備は無く、とにかく歩き続けてブユを回避した。
半分ほど歩いたところで急に泥だらけの登山道となり、足を取られながら山頂を目指した。MLCの北泉が岳への登山は残雪期の山行が多く、花の季節はあまり記憶に無いが、この季節の山行も興味深い。2時間30分程度で山頂に到着し、昼食となった。お腹を満たし、おいしいコーヒーを飲み、下山となったが、泥だらけの登山道の下山は予想外の難儀を強いられ、特に新人のabeさんはストックの操作が不慣れで、とても苦労をしていたようだった。
本来の予定は泉が岳を経由して下山する予定であったが、大岩周辺でスリップし怪我をする可能性があることから、登りと同じルートで下山することになった。それでも何度か転びそうになり、神経がすり減るような下山コースであった。帰りは泉が岳の温泉に浸かり、疲れを取って帰宅に着いた。